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損傷中枢神経組織におけるストレス応答メカニズムの検討 : microgliaの反応を中心に 

作成者 山浦, 晶
キーワード等 traumatic brain injury, microglia, astroglia, immunotoxin, neuron
日本十進分類法 (NDC) 491.371
内容 研究概要:(目的)損傷を受けた中枢神経組織の反応の中で今回は特にmicrogliaに着目した。脳外傷作成時にimmunotoxin(IT)法によりmicrogliaを選択的に除去し、その後の神経損傷やastroglia反応への影響を観察することで、脳外傷下のmicrogliaの役割を推測した。(方法)C57BL6mouseの左側背側海馬歯状回に定位的針損傷を作成すると同時に、monocyte/microglia特異的IT/anti-Macl-SAPORIN(Chemikon)100ngを注入した。外傷作成24・72時間後、7日後(各6匹)のパラフィン脳切片に、monocyte/microglia特異的なF4/80抗体、astroglia特異的なGFAP抗体、neuron特異的なNeu-N抗体による免疫染色を施した。(結果)IT投与群においてF4/80陽性activated microgliaは24時間後には観察されないことを確認した。Neu-N陽性神経細胞数は、IT非投与群において72時間後に有意に減少したが、7日後にはIT投与群においても減少し、両群間で神経損傷に有意差はなかった。また、IT非投与群では投与群に比べ針穿通部位におけるastrogliosisが早期に出現し、その程度も強かった。(結論)脳損傷時神経細胞に対し、保護的/攻撃的2面性を持つとされるmicrogliaは、脳穿通外傷時にはscavengerとしての攻撃的役割が優越していることが示唆された。
研究種目:科学研究費補助金基盤研究(C)
報告年度:2001年度
研究課題番号:12671341

作成日付 2001
コンテンツの種類 研究報告書 Research Paper
DCMI資源タイプ text
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00021198
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/assist1/12671341.pdf
言語 日本語


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