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遺伝子導入に伴う転写後発現抑制機構の多面的特性に関する研究 

作成者 児玉, 浩明
作成者 (ヨミ) コダマ, ヒロアキ
キーワード等 転写後抑制型ジーンサイレンシング, 脂肪酸不飽和化酵素, リノレン酸, RNAプロセシング, 翻訳調節, パーティクルガン, スプライシング
日本十進分類法 (NDC) 467
内容 研究種目:科学研究費補助金基盤研究(C)
報告年度:2003年度
研究課題番号:14540588
研究概要:タバコ小胞体局在型リノレン酸合成酵素遺伝子(NtFAD3)を導入した形質転換タバコでは、ほとんどの場合、野生型タバコよりもリノレン酸含量が大幅に増加する。しかし、S44と名付けた系統では、大幅にリノレン酸含量が低下した。このS44株で観察されるジーンサイレンシングでは、導入したNtFAD3遺伝子から転写されたmRNAは蓄積し、内在性のNtFAD3遺伝子から転写されたmRNAはスプライシングの異常により、ミススプライスされた産物として蓄積している。ポリソーム解析の結果から、S44株では導入したNtFAD3遺伝子のmRNAは翻訳効率が低い画分に分布していた。次に、mRNAを単離してin vitroでポリソームを再構築して解析を行ったところ、やはり導入遺伝子のmRNAは翻訳活性の低い画分に分布することが明らかになった。このことは導入遺伝子から転写されたNtFAD3 mRNAの構造自体に翻訳を阻害するような問題が含まれていることを示唆している。また、内在性のNtFAD3 mRNAは第5イントロン前後のスプライシングが阻害されることで発現抑制されていると考えられている。そこで、当研究室で開発したin vivo splicingアッセイ系を用いて、各イントロンのスプライシング効率を野生株タバコを用いて調べたところ、第5イントロンが他のイントロンに比べて、特にスプライシング効率が低いことが明らかになった。このことは第5イントロンのスプライシングには特殊な調節機構が存在し、ジーンサイレンシングによる抑制機構と関連していることが示唆された。…

コンテンツの種類 研究報告書 Research Paper
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00021202
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/assist1/14540588.pdf
言語 日本語


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