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南西太平洋ウラ海盆周辺海域の深海熱水生物群集の起源に関する研究 

作成者 山口, 寿之
キーワード等 深海熱水噴出孔, 固有種, 分類, 系統進化, 地理的分散, 起源, 原始性, 南西太平洋
日本十進分類法 (NDC) 487.5
内容 研究種目:科学研究費補助金基盤研究(B)
報告年度:2003年度
研究課題番号:15403014
研究概要:熱水・冷湧水性蔓脚類ミョウガガイ科のミトコンドリア(mt)DNAの16S-12SrRNA遺伝子の塩基配列に基づき系統を解析した。"Neolepas"および冷湧性新属Ashinkailepasは単系統をなした。"Neolepas"は、共通の祖先からインド洋集団とその他の集団(エディソン、スンダ、マヌス、北伊平屋)とに分岐した。後者の集団は、エディソン(Luecolepas)を含み、かつ遺伝的距離が小さいために同属と考えられ、またAshinkailepasの北伊平屋および明神の間で同様に遺伝的に同じであり、遠隔地間でも遺伝子交流の可能性ある。北西太平洋集団はインド洋・南西太平洋集団起源の可能性が強く、ウラ海盆の調査の重要性が増した。二枚貝類イガイ科シンカイヒバリガイ亜科Bathymodiolusは、世界で16種、日本周辺で6種が熱水噴出孔や冷水湧出帯に知られる。mtDNAのCOIとND4遺伝子の塩基配列を決定し、類縁関係・種分化の家庭を考察した。この属は3グループに分かれ、グループ1は日本周辺に生息する4種を含み、グループ2は日本周辺に生息する1種とマヌス海盆産未記載種で形成され、グループ3は日本周辺-インド洋-大西洋-東大西洋に広く分布する7種を含み、西太平洋に生息する種、東太平洋に生息する種がそれぞれクラスターウィ形成した。ラウ海盆および西大平洋から採集された笠貝型腹足類の分類学的検討から、ラウ海盆のそれは、マヌス海盆マリアナ海溝-海形海山にかけて分布する熱水性生物群集の種と類似性が高いこと、沖縄トラフとマヌス海盆-ラウ海盆に飛び離れて分布する近似種が2種あることが明らかになった。・・・

コンテンツの種類 研究報告書 Research Paper
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00022529
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/irwg9/B1_LauBasin.pdf
言語 日本語


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