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中学生における算数の基礎的学習内容の達成状況と達成重要度認識   :   How well do secondary schoolers achieve basic arithmetics and how do they think about importance of their achievements? 

作成者 三浦, 香苗, 渋谷, 美枝子, 土屋, 明子
作成者 (ヨミ) シブヤ, ミエコ, ツチヤ, アキコ
作成者の別表記 MIURA, Kanae, SHIBUYA, Mieko, TSUCHIYA, Akiko
日本十進分類法 (NDC) 370
内容 小学校で学習する"算数"は, 中学校では"数学"と教科名がかわり, より論理的で抽象的な内容になる。さらに, 中学校で学習する数学は高校の数学へ, 大学や専門機関で学ぶ数学という学問へと, より高度で複雑になり発展・深化していく。算数は, 数学への入口としての教科であり, 論理的思考・抽象的思考を学ぶものであると位置づけられる。学習指導要領によれば, 算数科の目標は, 「数量や図形についての基礎的な知識と技能を身に付け, 日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考える能力を育てるとともに, 数理的な処理のよさが分かり, 進んで生活に生かそうとする態度を育てる」(文部省, 1989a p.38)である。中学校数学科の目標の設定についての部分では, 「小学校算数の性格を受け継ぎ, 心身の発達に応じて, 算数の目標を更に十分に達成させるとともに, 小学校のときよりも一層論理的, 抽象的に思考することができ, 数学的な理解を深め, 数学的な考察や処理についての能力を一層高めるようにする」と, 算数と関連させて数学の目標を位置づけ, 数学科の目標は「数量, 図形などに関する基礎的な概念や原理・法則の理解を深め, 数学的な表現や処理の仕方を習得し, 事象を数理的に考察する能力を高めるとともに数学的な見方や考え方のよさを知り, それらを進んで活用する態度を育てる」(文部省, 1989c p.9)という算数科ときわめて類似したものである。平成元年に学習指導要領が改訂され, 円周率などの複雑な計算については電卓使用を教科書に明記するなど, 算数においても大幅な変更が行われた。算数科改善の具体的事項の4項目の1つとして「中学校との指導の一貫性を一層図る」(文部省, 1989b p.2)が挙げ
生徒は, "この知識があったため数学のある部分が容易に理解できた"と考えるのか, あるいは"この種の知識がなくとも支障がなかった"と考えるのだろうか。逆に, ある算数の問題が解けない場合に, 数学の学習においてその問題を解けることが必要と思わないのか, あるいは, "この問題が解ければ数学も容易に理解できるのに"と達成重要度認識が高いのだろうか。この点についても, 第3の目的で検討する, 算数の学習内容のどの部分が中学校数学の理解に必要と認識されているか, と関連させて検討する。

公開者 千葉大学教育学部
コンテンツの種類 紀要論文 Departmental Bulletin Paper
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00024650
ISSN 1342-7407
NCID AN10494720
掲載誌情報 千葉大学教育学部研究紀要. I, 教育科学編 Vol.44 page.29-44 (19960229)
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AN10494720/KJ00004299696.pdf
情報源 Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University. I, Pedagogy
言語 日本語
著者版フラグ publisher


Total Access Count:

670 times.


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