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わが国競技者の価値意識に関する調査研究   :   A Survey on the Value Consciousness of Japanese Athletes 

作成者 今村, 浩明, 宮内, 孝知, 武笠, 康雄
作成者の別表記 Imamura, Hiroaki, Miyauchi, Takanori, Mukasa, Yasuo
日本十進分類法 (NDC) 370
内容 行為体系理論の立場から設定された4種の価値, スポーツ体系構成要因間の投入産出の相互交換, 及びR.ベネディクトの文化型にみられる日本的特性を手掛りにした調査の結果, わが国競技者(陸上競技, 野球, 剣道)の価値意識について次の事実が明らかになった。1.全体的な傾向についてみれば, スポーツ, チーム, 試合, 練習に関する価値については業績価値, 献身価値が多く選ばれた。これは競技スポーツの特性とよく合致している。指導者の資質, 年長者-年少者の関係についてみれば, 献身価値, 和合価値等の個別主義的価値への志向が多くみられたが, これはベラーの指摘する日本文化の伝統的特性と対応するものである。2.世代間の差についてみれば, スポーツ, チームに関してはOB, 現役とも業績価値, 献身価値という成就本位の価値に志向する者が多いが, OBは現役よりも和合価値を, 現役はOBよりも充足価値を選ぶ者が多い。集団を構成する人間関係についてみれば, 年長者-年少者という先天的属性のみにかかわる上下関係では双方とも和合価値を志向し, 指導者-競技者という機能的上下関係に関してはOBは現役よりも厳しい献身価値を, 現役はOBよりも暖かい和合価値や, 自由な充足価値をより多く志向する。これはOB, 現役が競技者としておかれた社会的文化的背景の差, また監督経験の有無の差によるものであろう。3.種目間の差についてみれば, 陸上競技は合理的な業績価値を, 野球はスポーツに対しては和合価値を, チームや連帯, 指導者に関しては克服価値を他種目より多く選ぶ。これは個人の記録の客観比較である陸上競技と, 監督による統制の強いチーム競技である野球との間のスポーツ文化としての特質の差
公開者 千葉大学教育学部
コンテンツの種類 紀要論文 Departmental Bulletin Paper
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00025061
ISSN 0577-6856
NCID AN00179534
掲載誌情報 千葉大学教育学部研究紀要. 第2部 Vol.31 page.37-56 (19821220)
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AN00179534/KJ00004299320.pdf
情報源 Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University. Part II
言語 日本語
著者版フラグ publisher


Total Access Count:

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