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C. Bronte英語の構造   :   Structure of the Language of C. Bronte 

作成者 倉田, 達
作成者の別表記 Kurata, Tatsu
日本十進分類法 (NDC) 370
内容 C. Bronteは英語の伝統を重んじ表現法に秀れ, 精密にして正確を究め, 19世紀散文英語の特徴の一面を表している。即ち頭韻の使用, 同(類)語反覆, 同族目的語, 直喩に於ける語法としての自由性の発揮は, 感性・感情等の精神現象を小説の世界に於いて正確な描写として用い, 言語としての可能性を最大限に生かし, 表現としての正確性の高い印象形式となっている。C. Bronte英語の特長は簡言すると重複表現にあると云い得る。その方法として並列語法の内, (1)並列による意味上拡充の場合は具体的・立体的で綿密に描き, 特にC. Bronteの形容詞を中心とする並列語法は明細にこまかなところまで隈なく描写する写実表現でありリアルなイメージの換起に有効である。(2)同語或いはそれに近接した意味の語の反覆, 即ち重ね合わせの用法は多くは感情の強調に用いられ感情表現につながることが多い。従ってこれらの二つの主な流れがC. Bronteの印象表現の主体となっている。それ故, C. Bronteの同族目的語もsubstitutionによって写実表現に適し, 同語反覆は強意に関連することが多い。同族目的語最大の愛好家であるこの作家は, 印象法としてこれらをcognate objectの中で見事にその効果を発輝している。総括的にC. Bronteの英語は写実表現を通してリアルなイメージ喚起の文体として秀れ, 綿密な表現は感性表現としての頭韻の多用を伴いながら19世紀英語の特長を良く表している。
公開者 千葉大学教育学部
コンテンツの種類 紀要論文 Departmental Bulletin Paper
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00025373
ISSN 0577-6856
NCID AN00179512
掲載誌情報 千葉大学教育学部研究紀要. 第1部 Vol.31 page.101-115 (19821220)
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AN00179512/KJ00004298736.pdf
情報源 Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University. Part I
言語 日本語
著者版フラグ publisher


Total Access Count:

937 times.


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