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幼児の語順ストラテジー   :   LEXICAL-ORDERING STRATEGY IN EARLY CHILDHOOD 

作成者 高井, 弘子, 坂野, 雄二
作成者 (ヨミ) タカイ, ヒロコ
作成者の別表記 TAKAI, Hiroko, SAKANO, Yuji
日本十進分類法 (NDC) 370
内容 語順ストラテジーは, 「深層で同一の文に属する表層の連鎖『N-N-V』は, 『行為者-対象-行為』という格関係に対応する」と定義されている。鈴木(1977)は, 倒置文, 受身文, 分裂倒置形では4歳後半において, 語順ストラテジーが優勢であることを見出している。また, 格ストラテジーは, 岩立(1980)によって提出されたもので, 「最初の名詞句が動作者(格)と優先的に解釈される傾向」と定義され, その存在が実験によって検討されている。本実験では, 次の2点を検証することを主たる目的としている。1.語順ストラテジーの存在と優勢な年齢について調べ, 鈴木の結果と比較する。2.格ストラテジーの存在を検証する。被験児は, ITPAの下位検査によって標準言語能力を持つと判断された3, 4, 5歳児である。これらの被験児に, 個別に動作実験を行った。すなわち, 刺激文7文(正序文, 倒置文, 受身文, 分裂正序形, 分裂倒置形, 助詞無し文, 異常文)を聞かせ, 両手に持った人形で動きを示すというものである。その結果, 刺激文の理解度は正序文>倒置文>分裂倒置形>受身文>分裂正序形という順に減少した。これは, 鈴木の結果とほぼ一致し, 幼児期における単文の理解度を表している。次に, 語順ストラテジーについては, 正序文の正反応率と倒置文の正反応率の差を求め, 同様にして受身文, 分裂倒置形についても求めたところ, 倒置文では4歳以降に, 受身文では3〜5歳に語順ストラテジーが認められた。しかし, 分裂倒置形では語順ストラテジーの存在は認められなかった。さらに反応パターンを分析することによって, 受身文において語順ストラテジーが優勢であることが明らかとなり, 鈴木とほぼ一致した結果が得られた。また, 格スト
公開者 千葉大学教育学部
コンテンツの種類 紀要論文 Departmental Bulletin Paper
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00025394
ISSN 0577-6856
NCID AN00179512
掲載誌情報 千葉大学教育学部研究紀要. 第1部 Vol.33 page.45-56 (19841220)
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AN00179512/KJ00004298773.pdf
情報源 Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University. Part I
言語 日本語
著者版フラグ publisher


Total Access Count:

597 times.


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