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Q-方法論と'単純構造'概念(第一部)   :   Q-methodology and 'Simple-structure' Concept(PART I) 

作成者 竹内, 長士
作成者 (ヨミ) タケウチ, タケシ
作成者の別表記 Takeuchi, Takeshi
日本十進分類法 (NDC) 140
内容 われわれは, 類型府因子に関する最近の一二の研究において, いずれもStephenson. W.やCattell, R. B.のいうQ-技法(Q-technique)を用いた。Q-技法は, いうまでもなく, 個人間に得られた相関行列について因子分析を行なう方法であるが, ここではとくに, その因子分析Thurstone, L. L.の重心法, とくに完全重心法(complete centroid method)によってなされたばあいが問題とされる。一般に因子分析がなされたばあい, その因子行列(factor matrix)をそのままの形で心理学的考察の対象とするか, あるいは, その行列に対してある処理を施してから考察するかということは, 因子分析法に関する一つの古典的な論争問題であった。われわれがとりあげる重心法の提唱者Thurstoneは後者の立場をとる。すなわち, 各因子を互に直交する座標軸とし, 各因子負荷量(factor loading)をそれぞれの軸への座標として表わすとき, それら各因子を心理学的に有意味なものとするためには, ある基準にもとづいてその座標軸を回転し, 各因子負荷量をそれぞれ新しい軸への座標として計算しなおすことが必要であることを強調する。そして, その基準となるものとして提唱しているのがいわゆる'単純構造'(simple structure)の原理である。それに対して, 因子分析の創始者であるSpearman, Ch.の直接の流れをくむ主として英国の心理学者たちの中には, このようなThurstoneの主張を認めない人が多い。社会的態度についてではあるが, すでにわれわれと同じ方向の研究を試みている本邦の研究者の中にも, この立場に立つ人々がいる。後に詳述するように, 軸の回転をするかどうかはQ-技法のばあいには一層問題となるのであるが, われわれは実際の研究においてThurstoneの立場を踏襲し, 回転さ
公開者 千葉大学教育学部
コンテンツの種類 紀要論文 Departmental Bulletin Paper
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00025601
ISSN 0577-6856
NCID AN00142727
掲載誌情報 千葉大学教育学部研究紀要 Vol.10 page.1-18 (19611125)
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AN00142727/KJ00004239620.pdf
情報源 Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University
言語 日本語
著者版フラグ publisher


Total Access Count:

695 times.


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