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野菜養液栽培の収益性   :   An Economic Efficiencies of Hydroponic Farming of Vegetables. 

作成者 小林, 康平, 門間, 要吉, 慶野, 征ジ, 山田, 稔
作成者 (ヨミ) コバヤシ, コウヘイ, ヤマダ, ミノル
作成者の別表記 KOBAYASHI, Kohei, MONMA, Yokichi, KEINO, Seiji, YAMADA, Minoru
日本十進分類法 (NDC) 615.73
内容 養液栽培は, 土耕栽培にみられる連作障害を回避し, 野菜栽培の工場化過程の技術として, 永続的な生産発展の可能性をもっている.しかし, 多額の資本投入がなければならず, この視点から極めて集約的で高収量をあげる経営として展開されなければならない.したがって, この種の経営では施設の高度利用を図り, 周年栽培による周年供給の実現が必要である.また, 資本力次第では施設規模拡充による経営規模拡大も可能である.この場合には雇用労働の依存度が高くなるであろう.農業経営の一環としての養液栽培では, 家族労働力が主体であり, 資本力なども考慮すると, 家族労働力1人当りの適正な施設規模は栽培作物の種類による差はあるが, 土耕栽培では約1000m^2とされているけれども, 養液栽培では約1, 500m^2程度が限度範囲と考えてよいであろう.この場, 収穫・調製・荷造り・出荷のピーク時には一部雇用労働力に依存しなければならないであろう.ついで, 多額の投資に見合う十分な収量の穫得が重要な條件である.養液栽培は必ずしも安定した収量をあげ得るとは限らない.だれにでも容易な経営ができると考えるのは極めて危険である.施設(プラント)が作物を栽培するのではなく, それは単なる手段である.育てるのは人間であることには変りはない.したがって, この成果を実現するためには, 経営者は, すくなくとも養液栽培の基本的理論に基づく科学的な栽培技術の熟知と熟練がなければならないし, 不断の観察と細心な技術的配慮ならびにその実践が不可欠である.
This paper lists one year's financial results from eighteen vegetable hydroponic farms located in central Japan. The crops were tomatoes, cherry-tomatoes, cucumbers and Japanese hornwort and were grown in glasshouses. Results indicated that there were wide variation per farm in a number of financial criteria studied. These included farm income, return per day for the operator (and family labor), and the ratio of net revenue to invested capital. The most successful farms had the largest glasshouse area with the highest gross sales. The least successful farms had the smallest glasshouse area but the highest total fixed costs. The successful future of hydroponic farming will depend on increasing the volume of crop harvested at a low cost.

公開者 千葉大学園芸学部
コンテンツの種類 紀要論文 Departmental Bulletin Paper
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00026297
ISSN 0069-3227
NCID AN00142658
掲載誌情報 千葉大学園芸学部学術報告 Vol.43 page.79-90 (19900200)
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AN00142658/KJ00004283435.pdf
情報源 The technical bulletin of Faculty of Horticulture, Chiba University
言語 日本語
著者版フラグ publisher


Total Access Count:

753 times.


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