Back
「けなげ」の多義性 : ジェンダーから見る「ネル」再話   :   II.人文・社会科学系 : The Ambiguity of Kenage : Gender Bias in the Japanese Renderings of "Little Nell" : II. Humanities and Social Sciences 

作成者 佐藤, 宗子
作成者の別表記 SATO, Motoko
キーワード等 児童文学, 翻訳, 再話, ジェンダー, けなげ, children's literature, translation, adaptation, gender, Kenage
日本十進分類法 (NDC) 370
内容 児童文学の翻訳・再話における「子ども」観の反映として、「けなげ」という概念に注目する。一方で「いたいけ、いじらしい、あわれ」といった心情に根ざし、他方「気高さ、強さ、勇気」といった行動を伴うようなこの語は、児童文学の中で多様な働きをしている。その概念が「少女」主人公と結びついた翻訳・再話における例として、ここではディケンズ『骨董屋』に基づく「ネル」再話をとりあげ、とくに三人の再話者の酢せいを検討対象とした。感傷性から離れた方向への再話化の努力がそれぞれに見られるが、反面、それが同時に「けなげ」な「少女」の造型を規定しがちでもあること、作品の周辺情報が享受者に影響を与える可能性もあることを指摘し、またドストエフスキー『虐げられた人々』に基づく別の「ネリー」再話との関連性についても研究の可能性を示唆した。
公開者 千葉大学教育学部
コンテンツの種類 紀要論文 Departmental Bulletin Paper
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00026872
ISSN 1348-2084
NCID AA11868267
掲載誌情報 千葉大学教育学部研究紀要 Vol.52 page.427-434 (20040228)
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AA11868267/13482084_52_427.pdf
情報源 Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University
言語 日本語
著者版フラグ publisher


Total Access Count:

680 times.


Search
Related Materials in




児童文学
翻訳
再話
ジェンダー
けなげ
children's literature
translation
adaptation
gender
Kenage