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小腸移植の現状と展望   :   Small bowel transplantation. 

作成者 堀, 誠司, 落合, 武徳
作成者の別表記 Hori, Seiji, Ochiai, Takenori
キーワード等 小腸移植, 拒絶反応
日本十進分類法 (NDC) 490
内容 小腸移植は小腸の消化, 吸収不全のために, 栄養, 水分, 電解質などを経静脈的に補給しなければ生命を維持することができない小腸不全の患者を対象に行なわれる。原疾患は臍帯ヘルニア, 腸捻転, 腸閉鎖, 新生児壊死性腸炎, 上陽間膜動静脈血栓症, クローン病, 外傷などさまざまであるが, 大量小腸切除後の短腸症候群が小腸不全のほとんどを占めている。小腸不全に対する基本的な治療手段としては中心静脈にカテーテルを挿入して高カロリー輸液が行われているが, 中心静脈カテーテルに起因する感染症や血栓症を頻回に繰り返し, 輸液ルートが確保できなくなる例や, 高カロリー輸液のために胆汁うっ滞型の肝機能障害が発生し高カロリー輸液を続けられない例には小腸移植が唯一の手段となる。小腸移植はこれまでに世界で約300例行われているが, 拒絶反応のコントロールがむずかしく, 長期の成績はまだ満足のゆくものではない。わが国では京都大学で2例の生体小腸移植が行われたが, 欧米で実施された小腸移植のほとんどは脳死体からの移植である。我々は生体および死体小腸移植の実施を計画し, 最近, 医学部倫理委員会で承認された。小腸移植の現状と展望について述べる。
公開者 千葉医学会
コンテンツの種類 雑誌掲載論文 Journal Article
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00030794
ISSN 0303-5476
NCID AN00142148
掲載誌情報 千葉医学雑誌 Vol.76 no.1 page.1-5 (2000-02-01)
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AN00142148/KJ00004216074.pdf
情報源 Chiba medical journal
言語 日本語
関連情報 (URL) http://c-med.org
著者版フラグ publisher


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