Back
受動喫煙による健康障害と禁煙教育   :   Health risks by passive smoking and medical education on tobacco smoking. 

作成者 田辺, 政裕
作成者の別表記 Tanabe, Masahiro
キーワード等 喫煙, 受動喫煙, 健康障害, 肺癌, 禁煙教育
日本十進分類法 (NDC) 490
内容 本稿では受動喫煙による健康障害に関する最近の臨床, 疫学的研究を紹介し, 医学生への禁煙教育について考察を加えた。米国で初めて受動喫煙による健康障害が指摘されて以来, 多くの臨床, 疫学的研究が行われてきた。最も精力的に行われた研究は, 肺癌との関連であり, evidence-basedなメタ分析の結果から受動喫煙と肺癌リスクの間には弱いながらも因果関係が見出され, 今年アメリカの国立衛生研究所が発表した最新の「発がん要因報告書」第9版にも, 明確な発がん要因として受動喫煙が新たに加えられた。医学生に対する禁煙教育は2種類に大別される。一つは医学生自身の禁煙を促す態度教育であり, もう一つは臨床医学教育としての患者への禁煙教育・指導法の教育である。本邦の医学生の喫煙行動に関する研究で喫煙の有害性の認識が禁煙に結びつかないことが指摘され, 医学生に対する禁煙教育は, 各科別の講義でなく系統だった禁煙教育と禁煙のための環境作りが必要である。米国で大学医学部126校を対象とした禁煙教育に関する調査では, 禁煙教育が67.2%の大学で必修科目として行われており, 禁煙に対する医師の役割の重要性が強調されている。喫煙によって周囲の人たちがどのような迷惑を被っているのかを慮る気配りは, 医学教育における態度教育と同等である。今後本邦においても医学教育カリキュラムヘの禁煙教育の導入が検討されるべきである。
公開者 千葉医学会
コンテンツの種類 雑誌掲載論文 Journal Article
DCMI資源タイプ text
ファイル形式 application/pdf
ハンドルURL http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00031004
ISSN 0303-5476
NCID AN00142148
掲載誌情報 千葉医学雑誌 Vol.76 no.5 page.203-207 (2000-10-01)
フルテキストへのリンク http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AN00142148/KJ00004216122.pdf
情報源 Chiba medical journal
言語 日本語
関連情報 (URL) http://c-med.org
著者版フラグ publisher


Total Access Count:

531 times.


Search
Related Materials in




喫煙
受動喫煙
健康障害
肺癌
禁煙教育